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ボルト、ナットをサンポールめっきしてみる
※このページ内の情報は間違っている可能性があります
@銅メッキが剥がれているかも?
亜鉛メッキの後に銅メッキをした場合、密着が弱く剥がれてしまうことがわかりました。つまり、亜鉛→銅→亜鉛と3層にしたつもりが、最後の亜鉛メッキの時に銅めっきが剥がれ、結局亜鉛メッキのみとなっているかもしれません。
A仕上げでピカピカになっているのは地が見えているかもしれません。
磨き過ぎれば銅が見えるはず…と思い込んで磨きましたが、@の状態と過程した場合、銅層が見えることはありません。勘違いしたまま磨いているので、地肌まで露出し、その地肌がピカピカしている可能性があります。亜鉛ってピカピカには光らないですよね?

以上のことを踏まえた上でページをご覧下さい。


ここからサンポールめっきの始まりです!

サビを落とすのは労力勝負でなんとかなります。サンポールも使えるし、最終的にはヤスリで削ってしまえば良いわけだし…。仕上げは研磨ですね。

でも、せっかくピカピカになった部品もそのままではすぐにサビが発生してしまいます。苦労が一晩、または一雨で台無しです。
そうならないようにクリア塗装を施したりするわけですが長持ちしませんね。

サンポールめっきの準備
さて、自家製めっき、つまりサンポールメッキの始まりです。WEBサイトにはたくさんの実績報告があります。参考にすれば簡単に出来そうです。
金属メッキなので塗装に比べ丈夫でしょうし、なにより手軽さが魅力。部材もほとんどが100円ショップで揃います。

サンポールめっきの部材
サンポール、電池(単二×2本)、ミノムシクリップ、天カスを取る道具、容器、そしてマンガン電池を壊して取り出した亜鉛です。それから割り箸があると便利です。(今回購入した電池ホルダーは並列なので電圧は1.5Vしかかかりません)

サンポールめっき 亜鉛と銅 サンポール溶液
サンポールは約3倍に希釈しました。
何度かトライし、亜鉛めっきと銅めっきを同じサンポール溶液で行わない方が良さそうと判断し、容器を2つ用意しました。100円出し…



下地は亜鉛めっき
亜鉛めっきするボルトとナット サビたボルトとナット
亜鉛メッキするのは、サンポール原液のサビ取りということで公開したCB1300のフレームについているボルトとナットです。一旦はサンポールでのサビ取りでキレイになったのですが、結局またサビました。
左の写真
クリア塗装はしてあるのですが、やっぱりサビました。右側のボルトがサビをきれいにしたメッキ直前のボルト、左側のボルトは外した状態のサビが発生しているボルトです。
右の写真
これがサンポールでサビ取りする前のボルト、ナットです。13年間でこんなに錆びて汚なくなってしまうんですね。

さて、サビをキレイに落とした後はサンポールめっきの開始です。

何度か試しましたが、この網を使った方法だと時間がかかります。針金をボルトに巻いてめっきを行うと倍以上の速さでめっきが完了します。
亜鉛めっき
上の写真のように針金を巻きました。すると電圧1.5V、約1時間でこんなにキレイにめっきされました。

亜鉛めっきの上に銅めっきを行います

錆びやすいと思われる銅メッキを行う理由なのですが、防サビの為のメッキなので膜厚を厚くしたいんです。亜鉛メッキを長く行えば膜厚は厚くなるのですが、やはり目で見て確認できません。色が違うメッキを行えば、確実に層が厚くなっていることを確認できます。そこで部材の入手しやすい銅を使いました。

亜鉛メッキの上に銅メッキ
約1時間のメッキ処理の結果です。下地に亜鉛メッキがあるからか、キレイに銅がのりました。

ここで一つ注意点なのですが、通電の針金の側の方が多くメッキされてしまうようです。途中で針金の位置をズラすとキレイにメッキできます。

そして仕上げは再び亜鉛めっき
銅めっきの色はキレイですね。これを研磨するとブロンズの色あいでキレイだと思うのですが、目的は防サビです。錆びやすい銅が一番外側では心配です。その為、再び亜鉛メッキを行いました。


亜鉛、銅、亜鉛の3層メッキの出来上がり 磨き
亜鉛、銅、亜鉛の3層メッキの出来上がりです。
右の写真は見えるところだけを青棒(バフ)で研磨しました。ピカピカです。この時点で磨き過ぎれば下地の銅が見えるので削り過ぎを防止できます。2層目の銅メッキはこの為に行ったとも言えます。
この後にダメ押しのクリア塗装を拭いて作業は終了です。

CB1300に取り付け
CB1300SF(SC40)に取り付けました。上のボルトはピカピカ光ってピントが合いません(笑)

※廃液処理はきちんと行う必要があります。重金属を含んだ排水となるからです。重金属が含まれた状態では中和しても下水に流すことはできません。
今回使用したサンポール溶液は、まだまだ使えそうです。沈殿物をろ過すれば、かなり長い期間の使用が可能だと思います。
そして捨てるという段階になった時、アルカリ洗剤で中和し、沈殿物を除去した後に風呂の残り湯と混ぜて流そうと考えています。500cc程度の溶液に含まれる重金属は微量だと思うし、風呂の残り湯に混ぜれば約100倍に希釈されることになります。基準値は下回っているはずです。
もし詳しい方がいれば、掲示板にて教えて下さい。